こんにちは。甲斐ぜん(@KaiZenNew)です。
以前の記事で、2019年2月1日に発売になったHUAWEI nova lite 3を「どこの格安SIM会社(MVNO)で、購入すると一番安くなるか?」という記事を書きました。
その結果、HUAWEI nova lite 3の端末自体が最も安く購入できるのはOCNモバイルONEで、端末価格も比較的安く月額使用料が安いのは、楽天モバイルという結論が出ました。
その時の関連記事はこちらです。
では今回は、HUAWEI nova lite 3を購入して、実際に2年間運用した時の料金は、どちらが安いのか検証していきたいと思います。
ルールは簡単です。
楽天モバイルと、OCNモバイルONE以外の格安SIM会社は、2社と比較して、端末価格が15,000円~20,000円程度高く設定してあり、2社には及ばないので除外しています。
(高く設定しているというか、他社は、通常の値段設定で、楽天モバイルと、OCNモバイルONEが安すぎるだけです。)

HUAWEI nova lite 3をOCNモバイルONEで契約した時の2年間のコストパフォーマンスは?
まず、OCNモバイルONEでは、現在、2つのキャンペーンを行っています。
- 「新生活応援プライス」で、HUAWEI nova lite 3が、端末価格8,800円(税込9,504円)
- 「新生活応援割」で、月額基本使用料が24カ月320円割引
これらの、キャンペーンを別々に見ていきましょう。
キャンペーン期間:2019年2月18日11:00まで。
音声対応SIMに新規で契約の方が対象。
初期手数料3,000円(税抜)+初回請求時、SIMカード手配料394円(税抜)がかかる。
オプション同時申し込みで、更に最大5,000円割引になる。
OCNかけ放題プランに加入で、2,000円OFFの6,800円(税込7,344円)
OCNかけ放題+安心モバイルパック加入で、5,000円OFFの3,800円(税込4,104円)
OCNかけ放題は、3種類あって、「10分かけ放題プラン(850円税抜/月)」と、「よく話3つの番号への通話料が0円プラン(850円税抜/月)」と、「10分かけ放題+トップ3かけ放題セットプラン(1,300円税抜/月)」があります。
個人的には、OCNかけ放題の10分かけ放題は付けるべきだと思います。
あと、安心モバイルパック(640円税抜/月)は、「セキリティ対策アプリ1ライセンス」、「128GBのストレージ機能」、「OCNプレミアムサポートforスマートフォン」がセットになっているものです。
個人的には、あったらありがたいかな、という機能ですので、完全に個人の好みで選んでもらっていいと思います。あんしんモバイルパックの詳細は、こちら。
キャンペーン期間:2019年2月1日~2019年3月31日(日)まで。
音声対応SIM新規契約の方が対象。
どの料金プランでも、月額基本料金を24カ月間、毎月320円(税込345円)割引します。
今回の料金シュミレーションでは、私が必要だと思う、「10かけ放題プラン」を選択、通信料は3GB/月1,480円(税込1,976円)にしたいと思います。
では、2年間使用した際の1月にかかる料金を計算していきます。
もちろん、2つのキャンペーンは使って計算しますよ。
HUAWEI nova lite 3を10分かけ放題オプションで契約すると、7,344円(税込)かかります。
また、初期手数料3,240円(税込)、SIMカード手配料425円(税込)が初期費用としてかかります。
そして、データ通信を3GB/月で契約すると、月額1,598円(税込)、10分かけ放題月額918円(税込)かかります。
この契約内容で、2年間使用し、合計を24で割り、1月分に換算すると、2,974円(税込※小数点は切り捨て)になります。

正直この時点で、下のボタンをポチって、HUAWEI nova lite 3を購入したくなると思います。
しかし、もう少し待ってください。
楽天モバイルのシュミレーションも見ていきましょう。
HUAWEI nova lite 3を楽天モバイルで契約した時の2年間のコストパフォーマンスは?
楽天モバイルの説明にいきますが、楽天モバイルは少し複雑になります。
なぜなら、「あなたが楽天経済圏の住人で、楽天カードをすでに持っている」か、「現在、楽天カードを持っていないか」で、料金が違ってくるからです。
楽天経済圏とは、楽天が展開する事業を多く使用しており、使えば使うほど、楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっており、楽天サービス使用者と、楽天という会社、両者がwin-winの関係になるように考えられてる仕組みです。
具体的には、楽天カードを持っており、楽天市場
、楽天ブックス
、楽天証券、楽天銀行、楽天モバイル、楽天Edyなどを使用している方で、楽天スーパーポイントを年間数万円分も貯めているような方のことです。

楽天市場で日用品はもちろん、本は楽天ブックス、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイル、楽天Edyも使用しています。
そして、年間約3万~4万円程度の楽天スーパーポイントを貯めている、楽天ヘビーユーザーです。
それでは、「楽天カードをすでに持っていてヘビーユーザーの場合」、「楽天カードも作らないし、楽天会員にもならない。楽天モバイルだけを使うという場合」でシュミレーションしていこうと思います。
まず比較する前に、両者とも共通にかかる料金をピックアップしていきますね。
まず、楽天モバイルでは、現在、「HUAWEI nova lite 3発売記念キャンペーン」で、端末価格が9,980円(税込10,778円)で購入できます。
- キャンペーン期間は、「Web:2019年1月30日(水)10:00~2019年3月14日(木)9:59」、「店舗(楽天モバイルショップ):2019年2月1日(金)開店~2019年3月13日(水)閉店」までとなっています。
- 通話SIM新規契約の方が対象です。
普通に契約して、使用していれば対象外になるこは、ほとんどありません。詳細は、楽天モバイル のHPを参照して下さい。
楽天モバイルの支払いの流れは以下のようになります。

引用元:楽天モバイルHP
HUAWEI nova lite 3の端末費用9,980円(税込10,778円)と、事務手数料3,394円は初期費用として必ずかかってくる費用です。
楽天モバイルでHUAWEI nova lite 3を購入する際は、一括払いも、分割払いも総支払額10,778円(税込)は変わりません。
しかし、ここで知っておきたいことがあります。
分割払いは、楽天カード、VISAカード、MASTERカードを利用できるのですが、VISAカード、MASTERカードでの分割払いの場合は、分割手数料が毎月かかります。(カードによって分割手数料は異なるが、今回のHUAWEI nova lite 3の端末価格10,778円を24回払いしたと考えると、2年間合計で約1,370円程度の手数料がかかります。)
しかし、楽天カードの場合は、分割手数料はかかりません。
この点を考えてもHUAWEI nova lite 3を分割で購入しようと考えてる方は、楽天カードを作っておいた方が、必ずお得です。
次に、通信料、通話料について書いていきます。
楽天モバイルは、通話10分かけ放題とデータ通信料がセットになっているスーパーホーダイというプランがお得なので、スーパーホーダイを申し込みます。
そして、今回のシュミレーションでは、10分かけ放題と高速通信2GB(繰り越しはもちろんあり)がセットになったスパーホーダイプランSにします。
※これが、先ほどシュミレーションしたOCNモバイルONEの料金プランに一番近いです。
それでは、下の料金表の図は、最低利用年数3年を前提に新規申し込みを行った場合の料金表になります。
今回は、下の料金表を元に3年契約をしたと仮定してシュミレーションしていきます。(最低利用期間は、1年、2年、3年と選ぶことができます。)

引用元:楽天モバイルHP
それでは、「楽天カードを持っていて、ヘビーユーザーの場合」と、「楽天カードは作らない。楽天モバイルだけの場合」に分けてシュミレーションしていきます。
楽天カードをすでに持っていて、ヘビーユーザーの場合
HUAWEI nova lite 3の端末料金が、10,778円(税込)かかります。
事務手数料が3,394円(税込)かかります。
月額基本料金は、楽天ユーザーという設定なので、楽天ダイヤモンド会員でスーパーホーダイプランS(10分かけ放題+2GB/月)で、1年目が1,058円(税込)、2年目が1,598円(税込)になります。
この契約内容で、2年間使用し、合計を24で割り、1月分に換算すると、1,918円(税込※小数点は切り捨て)になります。

計算するまで、正直ここまで安い値段がはじき出されるとは思っても無かったです。ただただ驚きです。
楽天カードは作らない、楽天モバイルのみの場合
HUAWEI nova lite 3の端末料金が、10,778円(税込)かかります。
事務手数料が3,394円(税込)かかります。ここまでは、一緒ですね。
月額基本料金は、楽天カードもなく楽天会員ではない設定なので、スーパーホーダイS(10分かけ放題+2GB/月)で、1年目が2,138円(税込)、2年目が2,678円(税込)になります。
この契約内容で、2年間使用し、合計を24で割り、1月分に換算すると、2,998円(税込※小数点は切り捨て)になります。

HUAWEI nova lite 3をOCNモバイルONEと、楽天モバイル、2年間運用時の比較。どのパターンがコスパ最強か?
それでは、結果を整理していきましょう。
まず、今回、3つのプランの1月にかかる料金を計算していきました。
- OCNモバイルONEで、10分かけ放題+3GB/月
- 楽天カード保持者の場合で、10分かけ放題+2GB/月
- 楽天カード持っていないかつ楽天会員ではない場合で、10分かけ放題+2GB/月
順位を付けると、
1位
楽天カード保持者:平均月額1,918円(税込)、2年間総額46,032円(税込)
2位
OCNモバイルONE:平均月額2,974円(税込)、2年間総額71,376円(税込)
3位
楽天カード持っていない、楽天モバイルのみ:平均月額2,998円(税込)、2年間総額71,952円(税込)

HUAWEI nova lite 3を2年間運用して、「どのパターンがコスパ最強か?」のまとめ
結果を見ると、楽天カードを持っていない場合、OCNモバイルONEも大差で、楽天カード保持者には及びませんでしたね。
その差、2年間総額で、25,344円…

正直、私もここまで差が開くとは思いませんでした。
しかし、現在、楽天モバイルを使用している方は、楽天モバイルで新規でHUAWEI nova lite 3を購入することはできません。
そういう方は、OCNモバイルONEで、購入して下さい。
実際、楽天モバイルとOCNモバイルONE以外の格安SIM会社は、HUAWEI nova lite 3の端末価格だけでも、25,000円程度します。
OCN モバイル ONEが割高なわけではなく、「楽天モバイルの楽天カード保持者の場合」が安すぎるだけです。
これまでのシュミレーション結果を見て、「楽天カードを持っていない。楽天モバイルのみ使用したいという方」も、少し気が変わったのではないでしょうか?
楽天カードは、永年年会費無料で、今なら新規入会&1回のカード利用で5,000ポイントもらえます。
ポイント還元率も1%、更に、楽天市場では、条件次第では、いつでもポイント15倍など、ポイントがかなり貯まりやすいです。
貯まったポイントで、楽天モバイルの支払いもできるし、作っておいて損はないと思います。

今回のシュミレーションを元に、楽天モバイルの料金の安さが分かったと思います。
私も詳しく調べながら、記事を書くうちに、「めちゃくちゃ安いやん!」と驚きながら執筆していました。
楽天モバイルでのHUAWEI nova lite 3発売記念キャンペーンは、2019年3月14日9:59までなので、今から、楽天カードを作って、楽天モバイル
で端末購入しても十分間に合うと思います。
皆さんも、このキャンペーンに乗って、お得にHUAWEI nova lite 3をgetしましょう。