iPhoneなどスマホを使って動画撮影を楽しんでいる人は多いと思いますが、動画ファイルは写真に比べて容量も大きいのですぐに「容量が足りません。不要なファイルを削除してください。」の警告が出てしまいませんか?
この記事ではLeawo Blu-ray作成というソフトを紹介し、動画ライフをさらに楽しくする方法を解説します。
Leawo Blu-ray作成とは
Leawo Blu-ray作成は簡単操作だけで動画をブルーレイディスク(BD)やDVDに書き込めるソフトで、Leawo Software Co.,Ltd.が提供しています。
iPhoneなどで撮影した動画も簡単にディスクに書き込むことができるので、スマホの容量を確保できるだけでなく、スマホ動画をテレビなどの大画面で楽しむことも可能となります。
Leawo Blu-ray作成を使うメリット
Leawo Blu-ray作成を使えばiPhoneなどのスマホ動画以外の形式でもBDやDVDに書き込み可能です。
AVIやMP4といった代表的な形式だけでなく、NSVやNUTなどあまり知られていない形式にも対応できるという点はメリットの一つです。
ちなみにiPhoneで撮影した動画の形式はMOVですが、もちろんLeawo Blu-ray作成でディスクに書き込み可能です。
またLeawo Blu-ray作成には簡単な動画編集機能がついています。例えば、複数の写真をスライドショーにしたり、メニュー画面をカスタマイズできたりします。
複雑な動画編集には残念ながら対応できませんが、動画ファイルをディスクに書き込み際に少し手を加えることができるという点はLeawo Blu-ray作成を使う大きなメリットです。
無料版、有料版の違いを確認
Leawo Blu-ray作成は無料でソフトのダウンロードとインストールができます。またBDやDVDへの書き込み、編集機能も無料で使用可能です。
しかし、無料版では1点大きなデメリットがあります。
それは書き込みする動画の時間が5分までということです。
5分以上の動画はディスクに書き込むことができません。
一方、ライセンスを購入する有料版は書き込み時間の制限が無くなり全機能を使用することができます。
まずは無料版で機能や使い勝手を確認し、使いこなせそうだと思った人はライセンスを購入する方がよいでしょう。
ちなみに有料版の価格は1年契約の年間ライセンスが4,935円、永続的に使用が可能な永久ライセンスが7,410円となっています。
Leawo Blu-ray作成の機能
それではここからは具体的にLeawo Blu-ray作成でできることを見ていきましょう。
Leawo Blu-ray作成にはBDやDVDに動画を書き込む他に下記の機能があります。
- BD、DVDメニューの作成
- 写真スライドショーの作成
- 動画の編集
それぞれの機能の詳細を解説していきます。
BD/DVDメニューの作成
まずはテンプレートを使ったメニュー作成の方法を説明します。

まずはBDやDVDに書き込みしたい動画を画面左上のアイコンよりLeawo Blu-ray作成上にアップロードします。
画面右側の画像がテンプレートとなっており、今回は「weddling」を選んでみました。ちなみにテンプレートを何も選ばないと「No menu」と表示されます。

テンプレートをweddlingに設定したトップメニューが上の画面です。初期設定はMy DVD、再生、シーンとなっています。
再生は追加した動画を最初から全て再生するモードで、シーンは追加した動画を別々に再生するチャプターモードとなっています。
このMy DVD、再生、シーンの文字は画面左にある鉛筆マークの「編集モード」で編集が可能です。

テンプレートはカスタムも可能です。
My DVDの文字をHappy Wedding!に、シーンの文字をチャプターに変更して、さらに後ろのイメージ写真も変更してみました。
文字のフォントは変えられませんが、文字の位置はドラッグするだけで変更できますし、音楽も追加することができます。直感的にアレンジしやすいので使いやすいです。
写真スライドショーの作成
続いては写真を使ったスライドショーの作成機能をご紹介します。

まずは「写真を追加」アイコンにてスライドショーを作成したい写真をLeawo Blu-ray作成に取り込みします。
スライドショーで表示させる順番通りに並べて、先頭の写真の鉛筆アイコンをクリックすると編集画面になります。

上の画面が編集画面です。
写真1枚が再生される時間とトランジションという画面切り替え時のエフェクトの時間と種類を選ぶだけなので、とても簡単です。
またスライドショーに音楽を設定することもできます。音楽は編集ができず、スライドショーが終わるとカットされてしまうのであらかじめ別ソフトで編集が必要ですが、Leawo Blu-ray作成でフェードイン、フェードアウト、ループ再生の指定は可能です。
実用的な編集機能
最後は編集機能の説明です。
Leawo Blu-ray作成には以下の編集機能があります。
- 動画がファイルのカット
- 切り抜き
- 画質調整
- ノイズキャンセラー
- 3D化
- 透かし(字幕の挿入)
- 明るさの調整
今回は動画編集時に必須といえる字幕・テキスト書き込みに絞って解説します。

まずは字幕を入れたい動画の鉛筆アイコンの編集ボタンをクリックします。

上の画面が動画の編集画面です。
- 字幕を入れたい場合は、左側のメニューから「透かし」を選択
- テキストに任意の文字を入力するだけで動画に文字が浮かび上がる
- カラーやフォント、サイズを変更することも可能
- あとは文字を表示させたい場所にテキストを移動させる
時間指定など細かいことはできませんが、簡単な字幕であれば対応できます。
iPhone動画をDVDにしてみる
Leawo Blu-ray作成を使って、実際にiPhoneで撮影した動画をDVDに書き込みしてみました。
とても簡単にできましたので、皆さんもぜひ試してみてください。
iPhoneの動画をPCに転送する
まずはiPhoneで撮影した動画をPCに転送します。
メールなどで送る方法もありますが、一番簡単なのはライトニングケーブルを使ってiPhoneとPCを繋げる方法です。
接続した後はPCのデバイスとドライブからiPhoneを選び「Internal Storage」からDVDにしたい動画を保存すればOKです。
iPhoneの動画を空のDVDに焼く
iPhoneから動画をPCに転送したら、先ほど説明した要領で動画のメニューを作成し、必要に応じて編集を加えましょう。

実際にiPhone動画を取り込みし、メニューを作ってみました。
テンプレートはeducationを使い、題名を初めてのおもちゃに変更しています。

今回はDVDに書き込みますので、左下のリストからDVD-5を選択しています。
BDも選択できますので、書き込むメディアによって変更しましょう。
DVDをドライブに挿入して、準備ができたら右上の「書き込みボタン」をクリックします。

書き込みボタンを押すと、保存先を選択したりファイル名をつけたりする画面が現れます。
今回はDVDに書き込む為、一番右のDVDドライブを選択。
書き込む準備ができれば、画面下の書き込みボタンをクリックすると書き込みスタートです。

書き込みがスタートすると、上の画面の通り進捗状況が分かる画面が現れます。
100%になれば完了で、無事にiPhone動画をDVDにすることができました。
Leawo Blu-ray作成を使ってiPhone動画をDVD/BDにしよう!
Leawo Blu-ray作成を使ってiPhone動画をDVD/BDにする方法について解説してきました。
多彩なテンプレートが用意されており、構造もシンプルなので動画編集ソフト初心者の方でも抵抗なく使用できるソフトです。
iPhoneに限らずスマホで撮影した動画はLeawo Blu-ray作成を使えば簡単にDVD/BD化ができます。
Leawo Blu-ray作成ソフトを使用して、スマホの中にある大切な動画をDVD/BDに残しましょう♪
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