この記事では、楽天モバイルからMNP予約番号を発行して、他社に乗り換える際の手順を解説していきます。
実際の操作画像を見ながらの説明なので、この記事にそって操作を進めると簡単にMNP予約番号を取得することが可能です。
- MNP予約番号取得手順【図解】
- MNP予約番号の有効期限
- MNP時にかかる費用
- MNP予約番号、発行までにかかる時間
- 転出後、SIMカードどうすれば良いの?
- おすすめの乗り換え先は?

【図解】楽天モバイルでMNP予約番号を発行する手順
楽天モバイルのMNP予約番号取得は、パソコン・スマホどちらからでもできます。
まずは、「楽天モバイル」のページにアクセスします。
【1】パソコンだと、下の様な画面になるので、「メンバーズステーションへ」をクリックします。

スマホだと、①のメニューをタップし、②の「メンバーズステーション」をタップします。
【2】メンバーステーションのログイン画面になるので、ログインしましょう。
ここから先は、パソコン・スマホ共に共通のページになります。

【3】メンバーズステーションにログインしたら、下の方にスクロールします。
そして、「MNP予約番号発行・確認」をクリック。

【4】SIM電話番号・SIM番号が表示されるので、間違いなければ、「MNP転出ウ予約番号の発行をする」をクリックします。

【5】「料金について」、「オプション・サービスについて」、「契約解除料について」、「端末について」、「サポートについて」など、楽天モバイルについてお得な情報を紹介する画面になりますが、一番下までスクロールして、「MNP転出予約番号発行のお手続きに進む」をクリックします。

【6】アンケート画面に移ります。
アンケートの内容は、どれも簡単なものなので、自分に合うものを選択しましょう。

【7】MNP予約番号発行・確認。確認画面になるので、「お申込み」をクリックします。

【8】これでMNP予約番号発行の申し込みは完了です。


今の段階では、MNP予約番号発行の申し込みが完了しただけで、実際のMNP予約番号は分らない状態です。
実際にいつMNP予約番号が発行されるかというと、楽天モバイルでは以下の様なルールがあります。
- 10時までに申請完了された方⇒当日12時頃発行される。
- 10時以降に申請完了された方⇒翌日12時頃発行される。
【9】翌日の13時に「MNP予約番号発行」のメールが届きました。

上記の様にメールでもMNP予約番号を確認できますが、「楽天モバイル」のページでも確認できます。
手順【1】~【2】と同様に、メンバーステーションにログインします。
その後、手順【3】と同じ操作で、「MNP予約番号発行・確認」をクリックします。

すると、「MNP予約番号」、「MNP予約番号の有効期限」が記載されています。


これで、MNP予約番号の発行は完了です。
MNP予約番号には期限があるので、早めに次に乗り換える会社への手続きをしておきましょう。
楽天モバイルから他社へMNPで乗り換えする際にかかる手数料など費用面を解説
楽天モバイルは、他の会社にMNP転入手続きをして、乗り換えたタイミングで、解約となります。
※楽天モバイルは、日割り請求にはしていません。
MNP予約番号を利用し、乗り換えると以下の料金がかかります。
- MNP転出手数料(3,000円)
- 契約解除料(9,800円~29,800円)
※これは、条件を満たせば無料。また、2019年10月1日以降に契約した方は、契約内容が変わり、契約解除料は廃止される。
それでは、それぞれを分りやすく説明していきます。
MNP転出手数料
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を使用すると、他社に乗り換えても、今まで使っていた電話番号を変えること無く使用することができます。
しかし、MNP予約番号を発行して転出する場合は、事務手数料がかかります。
このMNP転出手数料は、会社によって差はあるのですが、相場は、2,000円~3,000円。
楽天モバイルのMNP転出手数料は3,000円になっています。
最低利用期限内のMNP転出は契約解除料に注意
楽天モバイル(MVNO)は、10月1日より新料金プランになります。
そのタイミングで、縛り期間(最低利用金)、違約金(契約解除料)は廃止になりました。
10月1日より前に契約している方は、縛り期間、違約金制度が適用されるので注意が必要です。
楽天モバイルでは、最低利用期間内での解約は、契約解除料が発生します。
- 組み合わせプラン(通話SIM)
最低利用期間:12カ月
契約解除料:9,800円 - スーパーホーダイ
最低利用期間:12カ月~36ヶ月
契約解除料:9,800円~29,800円
上に書いたように、スーパーホーダイの場合は、最初に契約した内容・解約時期によって契約解除料(違約金)の条件が違うので、詳しく説明していきます。

- 最低利用期限が1年(12ヶ月)の方の契約解除料:12ヶ月目以内⇒9,800円
- 最低利用期限が2年(24ヶ月)の方の契約解除料:24ヶ月目以内⇒9,800円
- 最低利用期限が3年(36ヶ月)の方の契約解除料:36ヶ月目以内⇒9,800円

- 最低利用期限が1年(12ヶ月)の方の契約解除料:12ヶ月目以内⇒9,800円
- 最低利用期限が2年(24ヶ月)の方の契約解除料:12ヶ月目以内⇒19,800円、13ヶ月目~24ヶ月目以内⇒9,800円
- 最低利用期限が3年(36ヶ月)の方の契約解除料:12ヶ月目以内⇒29,800円、13ヶ月目~24ヶ月目以内⇒19,800円、25ヶ月目~36ヶ月目以内⇒9,800円

できるだけ、契約解除料が0円との時に、乗り換えた方がお得です。
でも、乗り換え先のキャンペーンによっては、契約解除料(違約金)を払ってでも乗り換えた方が、お得になることもあるよ。
違約金が発生するか分らない人は、メンバーズステーションへログインして「ご契約者さま情報」から契約開始日を確認することが出来ます。
MNP予約番号を取得申請後、発行までにどのくらい時間がかかるの?
「【図解】楽天モバイルでMNP予約番号を発行する手順」でも軽く説明しましたが、MNP予約番号は申請した後、発行までに時間がかかります。
楽天モバイルは、MNP予約番号取得を申請した時間によって、発行される時間が変わってきます。
MNP予約番号取得申請後、即、発行ではないで注意が必要。
ルールは以下の通りです。
- 10時までに申請完了された方⇒当日12時頃発行される。
- 10時以降に申請完了された方⇒翌日12時頃発行される。
「MNP有効期限が過ぎてしまった…」、楽天モバイルのMNP予約番号の再発行は可能?
「MNP予約番号を発行したけど、忙しくて、他社に申し込むのを忘れてしまった!」という方もいると思います。
しかし、心配はいりません。
MNP予約番号は何回でも取得できます。
万が一、他社への乗り換え手続きを忘れたという方は、この記事の「【図解】楽天モバイルでMNP予約番号を発行する手順」を参考に再度、MNP予約番号を発行申請して下さい。
MNP転出後は、SIMカードを返却する必要があるんです!
乗り換え先の会社(MVNO・キャリア)でに申し込むとSIMカードが届くと思います。

届いたSIMカードをお使いのスマホに挿入し、MNP開通切り替えが完了した時点で、楽天モバイルとの契約は終了したことになります。
ここで、注意が必要。
今まで使っていた楽天モバイルのSIMカードは返却が必要!
2019年9月時点では、楽天モバイル注意事項に以下の様な記載があります。
解約後はご利用いただいたSIMカードをご返却いただく必要があります。なお、返却にかかる配送料はお客様負担となります。着払いの場合はお受けできませんのでご注意ください。
引用元:楽天モバイルHP
〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル SIM返却係
※2019年10月1日現在はこの住所ですが、情報が更新されている可能性も0ではないので、一応このページで宛先を確認して下さい。⇒楽天モバイル公式HP
封筒にSIMカードを直接入れると、紛失しそうなので、紙にテープで貼り付けました。

これを封筒に入れて84円切手を貼り、定型郵便物で郵送。
楽天モバイルの注意事項のページには書いてありませんでしたが、誰が送ったSIMカードか分るように、裏に住所と氏名を書いておきました。


契約者は、本サービスに関する契約終了後、当社が定める期日までに本SIMカードを当社に返却するものとし、当該期日までに返却がなかった場合及び破損した場合、当社が別に定めるSIMカードの損害金を当社に支払うものとします。
結論から言うと、SIMカードを返却しないと、損害金を支払わないといけない可能性が生じます。
「具体的にいつまでに返却する必要があるか?」、「返却しないといくら損害金を請求されるか?」は記載されていませんが、なるべく早く返却しておくほうが、安心ですね。
実際にSIMカード返却を忘れて損害金が引き落とされていたという報告も見かけるので、忘れずに返却しておきましょう。
違約金の正確な値段は不明ですが、他社の相場を見ると、2,000円~4,000円程度だと考えられます。
通信業界で働いている友人に聞いた話では、SIM改造で悪用されるリスクを考えて貸与扱いにしている会社が多いので返却の必要があるということでした。
おすすめのMNP乗り換え先はどこ?
この記事を読んでいる方は、楽天モバイルからMNP転出をして違う格安SIM会社に乗り換えようと考えていると思います。
そこで、格安SIM会社の中でも、通信速度が速いと評判の3社と、それぞれの会社の特徴を簡単に紹介します。
※通信速度は環境によって若干変化します。
UQ mobile

UQモバイルは、auのサブブランドとしてサービスを提供しています。
簡単に言うとauの子会社なので、KDDIの資本をUQモバイルに使用することが出来るため、格安SIM(MVNO)でありながら圧倒的に早い通信速度を実現することができています。
- auのサブブランドなので格安SIMの中では通信速度が速い
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
- UQモバイル取扱い店舗は約2,700店舗と多い
(修理受付が出来るUQスポットは約180店舗) - 最低利用期間、契約解除料は無し。
(2019年10月1日より提供開始の「スマホプラン」の場合) - 節約モードがあり、データ消費0でSNSも利用可能
- 10分かけ放題もある
- 家族割引サービスがある
プランは、音声通話+データ通信のスマホプラン、データ通信のみのデータ高速プランが格安で利用できます。
2019年10月1日から提供しているプランでは、契約期間・契約解除料(違約金)が無くなったのもポイントが高いですね。
データの繰り越し・低速モード切り替えもできるので、上手く使えばデータの消費が少なくできます。
UQモバイルの取り扱い店舗も多いので困った時に店舗に相談できる環境もうれしいですね。
当サイトからの申し込みでキャッシュバックの特典もあるので、ぜひご利用ください。
\格安SIMの中でも通信速度が速い!/
\当サイトからの申し込みでキャッシュバックあり/
ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとしてサービスを提供しています。
なので、ソフトバンクの資本をワイモバイルも利用することが出来るため、格安SIM(MVNO)でありながら圧倒的に早い通信速度を誇っています。
- ソフトバンクのサブブランドなので格安SIMの中では通信速度が速い
- ワイモバイル取扱い店舗は4,000店舗で格安SIM最多
(修理受付が出来るワイモバイルショップは、約1,000店舗) - 最低利用期間、契約解除料は無し。
(2019年10月1日より提供開始の「スマホベーシックプラン」の場合) - ベーシックプランは10分かけ放題が込み
- ソフトバンクWi-Fiスポットが無料
(JR主要駅、空港、カフェ、ファストフード店など) - 家族割引サービスがある
- 余ったデータは翌月に繰り越しできない点はデメリット
- 低速モード(節約モード)が使えない点はデメリット
2019年10月1日から提供しているプランでは、契約期間・契約解除料(違約金)が無くなったのもポイントが高いですね。
余ったデータが翌月に繰り越しできない点、低速モードが無いためデータ通信の節約をしにくい点のみ不満が残ります。
しかし、格安SIM会社として、値段、通信速度共にとても良いサービスです。
\格安SIMの中でも通信速度が速い!/
BIGLOBEモバイル

BIGLOBE(ビックローブ)モバイルはドコモ回線、au回線が選べます。
キャンペーンを使えば、今まで説明したUQモバイル、ワイモバイルより料金が安くなることが多いです。
しかも、BIGLOBE(ビックローブ)モバイルは格安SIMの中では、通信速度が速いです。
UQモバイル、ワイモバイルよりは若干遅いというデータがある。(場所によってデータ通信の速度は違いがあるので一概には言えませんが…)
BIGLOBEモバイルは、頻繁にお得なキャンペーンをしているの点もおすすめできるポイントです。
また、BIGLOBEモバイルは、エンタメフリーというオプションがあり、480円/月(データSIMの場合980円/月)でYouTubeなどの動画配信サービス、Spotify・Google Play Musicなどの音楽配信サービスが使い放題!
- ドコモ回線、au回線が選べる
- 格安SIMの中では、通信速度が速い
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
- 10分かけ放題もある
- エンタメフリーのオプション加入で、YouTubeなどが見放題
- 家族割引サービスがない(その代わりシェアSIMという制度がある)
- 最低利用期間がある
(12カ月間。2019年10月1日以降に申し込みの方は契約解除料1,000円) - 低速モード(節約モード)が使えない点はデメリット
データ通信速度はなるべく早く、UQモバイル、ワイモバイルより料金を安くしたい方は、BIGLOBEモバイルはおすすめです。
頻繁に料金がお得になるキャンペーンを行っているので、通信料金を下げたい方は、要チェックです。
\通信速度も速く、安さも求めたい方/
楽天モバイルからMNP転出は意外と簡単!まとめ
この記事を読んで、
- 楽天モバイルからMNP予約番号を取得方法
- MNP時の費用やルール
が、分ったと思います。
やってみると簡単ですね。
楽天モバイルからMNP転出する場合は、この記事で解説したUQモバイル、ワイモバイル、BIGLOBEモバイルなら通信速度、料金ともにおすすめです。
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